基本姿勢

ファシリティにかかわるすべての人たちが大切なものとして認める価値を生み出す

企画、設計、施工、運営、各段階でファシリティには多くの人がかかわります。そして最も多く長くかかわるのは所有者と利用者です。それぞれのかかわりかたにより多様な価値が生み出されますが、それは明確 な目的と的確な行動によってのみ可能となります。物と事の作業室は各段階それぞれの多種多様な価値の創出を支援します。

生きたファシリティと向かい合う

ファシリティは単なる物的な空間ではありません。物としてのファシリティに人が介在することでファシリティは生きた動的なものとして稼働し、成果が果実として生み出され、その果実がファシリティの評価軸となっていきます。物と事の作業室はこの生きたファシリティと向かい合い成果の創出を支援します。

「協働」「媒介」を正確に機能させる

ファシリティはそこにかかわるすべての人が「協働」して価値を生み出す場です。協働するためには人をつなぎ前進させる「媒介」が必要です。
物と事の作業室は「協働」「媒介」という作業が正確に機能するよう、かかわるすべての人を支援します

お伝えしたいこと 「覚醒」

この事務所を立ち上げるまでファシリティに関する大小さまざまなプロジェクトと定型業務を経験してきました。終了後十年以上の年月が経過してもステークホルダーに価値が共有され維持され評価されているプロジェクト、一応終了はしたけれどメンバーが明確な目的を共有できず価値の創出が不十分だったプロジェクト。それぞれのプロジェクトの違いはどこにあったのか。マネジメントの巧拙でしょうか、時間でしょうか、スタッフの能力でしょうか、それとも予算でしょうか。

どれも重要な要素ですが、最も重要なことは業務遂行のプロセスに「覚醒」の瞬間があったか否か、それが決定的だと思っています。

プロジェクトは開始からフィニッシュに至るまで、滞りなく進むことはほぼありません。プロジェクトで当初設定していた要件は本当に十分条件だったのかという疑問が生じます。定型業務は前例を踏襲して改善を行いますが、前例にない新たな課題は常に生じ要件の整合性が取れない状態に陥ります。
どちらも理解していたつもりの要件があいまいな状態になり、混乱が生じます。

この状況の中で解決へ向けての試行錯誤を執念を持って繰り返しすチームには、根本的な何かが突然現れる瞬間があります。
その何かがチームを「覚醒」させ想定以上の価値を創出させることになります。

物と事の作業室の業務を通じてお渡ししたいことは、新しく目を引くアイデアではありません。
この「覚醒」に至るプロセスへの外部視点での支援であり、未知と思われる困難に対しての過去の中に埋もれている回答の提示です。

現在、定型業務がITに置き換えられつつあることで新たな課題解決に向き合うことに人の作業の重点が移りました。
さらに社会の急激な変化によって組織や業務のしくみ自体を再構築せざるを得ない状況が生じています。

物と事の作業室が所有する知見を未知の課題の解決のためのスプリングボードとして活用していただきたいと考えています。スプリングボードを使ってより高く遠く新たな世界へジャンプするのはファシリティのステークホルダーの皆さまです。